果て遠い夢駆ける草原#7

<2006モンゴル その6>
毎日夜中の気温はマイナスだった。
佐野さん愛用のこれ!貼るカイロ!
2個も頂いたのだ!1日目は背中(メリヤスの上に)に貼って寝袋INしたが、余りにも暑くて汗だらけになって眠れなかった。私は寒さに強いのだ。
次の日からは寝袋の奥に貼ってみた。足のところが暖かくなって気持ち良かった。

チョーロット川での最後の日が来た。
この日は朝、近くの遊牧民のゲルに寄った。ガイドの武石さんの知り合いの遊牧民達でこのチョーロット川エリアの、ある意味、主人なのだ。
寄ってみると偶然、この家族の次男の結婚式途中だった。モンゴル遊牧民の結婚式を見る事、これは幸運じゃないか!

ファミリの目上に対して礼儀を守る模様、遠い所から来た花嫁。

少し休んだ後、再び釣りに行く事になった。遊牧民達は宴会があるから昼飯を食べて行きなさいと言ってたが、最後の日に釣り人に暇は無いのだ。
この日の時間リミットは午後4時まで。この時間より遅く出発するとチェチェレグに届けない虞があった。

遊牧民のゲルから余り遠くないところに行った。ヤック達も川に来ていた。

相変わらず、大型レノックは連発だった。 結局、皆の10ドルずつ賭けた40cm以下のレノックは誰も釣れなかった。
昼時間タイメンは難しいだが、投げないと釣れないのだ。
皆がルーズになっている時、緩やかな流れを横切るミノートィッチングで小さなタイメンを釣った。
最後のタイメンだった。水中でミノーをチェイスするタイメンはレノックとは全然違う働きを見せた。サハリンで釣った亜種のイトウとも違った。これまで激流の中でタイメンを釣った為タイメンの働きが見えなかったがこれで少しは確認できた。


終わりの時間、佐野さんと武石さんのツーシャット。
帰りの長旅の始まりだ。

近くの村でこれを食べてまた走る。

またまた、広がっている草原を、ドンドンブラウン色に変わっていく草原を走るのだ。
もちろん当たり前の事は続いて発生して休憩時間になったが・・・。

帰りにまた何の事が待ったいるか。ドンでもない事が待っている事はこの時間、誰も知らなかった。
つづく

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