9/29/2008

ABU アンバサダー5500C(73年式)

再びABUアンバサダーです。
今回は5000Cのハイスピードモデルである「5500C 」です。
ケース付きで、細かい傷位の綺麗な状態です。
ABUのヴィンテージに何時も気になる部分、フットナンバーは「731102」です。1973年11月生まれの3番目(00、01、02)バージョンです。
「5500C」は1972年から作られたそうだから72から始まる番号があるはずです。
また、1972年中半以後からフットの裏にチェッカーマーク(エンボス)が入りますね。


山形のプレート、ボール型レベルワインダー、先端が丸い大型スタードラグ、シングルハンドル、グレーのラージアーバースプール、傘付きエンボスキャップ、ゴディッグ体のABUロゴ文字など1973年の5500Cの02バージョンの特徴が確実に見えます。

そして、何よりもこのカラー。
普通5500Cはシルバーとかライトグレーだと言われる事もありますが、このガンメタルの濃いグレーカラーこそオリジナルだと思います。

つづく~

9/23/2008

ABU Ambassadeur 5000C 初期モデル

続いて、ABUアンバサダーリールのまた一つです。
今回は「5000C」の初期バージョンです。
赤い5000に対して5000Cは黒、ボールベアリング仕上げです。
革ケースとスペア部品までそのまま残っていてコレクションにも相応しいです。表面には小さな傷が彼方此方あるが、中身は問題全然なしです。

気になるフットナンバーは「149087」。
初期モデルの事が分かります。
5000Cは1966年から作られて1971年までは5桁~6桁の意味の分からない番号が付いていました。なので、このリールは1966年から1971年の間に生まれたと思えます。

初期5000Cの特徴は、波型プレート、ボール型レベルワインダー、キノコナット、小型ハンドル、小型スタードラグ、ハンドル中央にはOil文字のキャップ、

ビッグAロゴ及び、ABU SVANGSTAロゴ、
笠付きのポリシューキャップで確認できます。
最初のモデルには5000と同じく4スクリューモデルもあるそうですが、これは3スクリューです。
透明なスプールアーバーも綺麗な状態です。

私の持っているリールの中、価値のあるリールの一つです。
ただ、ハンドルが綺麗過ぎるからハンドルは交換されたかも知りません。

次は5500Cなどまた珍しい「本物」を紹介します。
つづく・・・

9/21/2008

「4 Screw」 Ambassadeur 5000

ABU「アンバサダー5000」の「4スクリュー」モデルです。
5000の初期モデルの一つです。
革ケースも残っています。ボロですけど・・・。リールはほぼ新品です。少しの傷が付いているだけです。もちろん中身は完全です。
なぜ4スクリューかというと、ボディーが4個のスクリューで止められているからです。初期モデルがそうでした。
普通は3個のネジですね。⇒74年式に見られるように下の右がネジじゃなくてピンです。
波型プレート、丸型レベルワインダー、キノコナット、ハンドル中央にはオイル穴、左右穴開きキャップ、すべてが初期5000の特徴です。
ただ、ブラックのスプールが謎です。普通はレッドサイドにグレーのラージかスモールアーバーですが。もちろんブラックスプールもあったと聞いたけど・・・これが本当かどうかはまだ分かりません。

AB. URFABRIKEN - SVANGSTA
SWEDEN

フットナンバー「248993」。
アンバサダー5000は1955年からナンバーが付いたと言われています。しかし、5000の場合、1972年以前のモデルは番号で製作年度が分かりません。
意味の分からない番号の並びです。
初期の1959年までは5桁、以後1960~1971年までは6桁の番号です。なので、このリールは1960年から1971年の間に生まれたと見られます。
一説には頭番号が大体の製造年度だと言うが、そうだったら1962年でしょうか。分かりません。

このリール最大の問題・・・(--;
前のオーナーのSMITHさんのバカ!

9/17/2008

久しぶりにロッド作り

久しぶりにオリジナルロッドを作りました。
もう3ヶ月前かな?弟子の常吉君が折れたフライロッドを持って来ました。
その持ってきたのはG・Loomisの4ピースのフライロッド。しかし、グリップ部分は何処かに行き先不明、3番目のブランクは折れていました。
折れた部分を直してグリップにすれば何とか使えるロッドになりそうじゃないかというリクエストでした。

見てみると何とかベンディングカーブの面白いロッドになりそうと思いました。
なので、作ったんです。
バット部分になる折れた部分が負荷のかかった時に問題は無いかと心配でした。
フライロッド独特のスローテーパーだからバットに補強が必要だったが、フランクの中から何かでもう接着してきたので中からの補強は不能状態・・・
表面から補強をすると負荷のかかった時、直ぐ上のジョイントが折れる恐れがありそうな気がしました。
折れたまま持って来ると良かったのに・・・。もっと安定したロッドになると思うのに・・・。

この間、手術だ入院だ時間が結構流れてしまったが完成しました。

長さは大体7フィート、3ピース。スローテーパーだが意外トルクがあるから合わせがよければ面白くファイトのできると思います。


相変わらず、完全シルクラッピング。主なカラーはライトグリーンにして緑とゴールドで飾り巻き。
グリップはAAAコルク、バットキャップはラバーコルク。

ロッドの名前は「WIDE'S 2008-9」に付けてみたが・・・。
フラットの小物釣りにぴったりかな~
大物釣ってくれ~

9/16/2008

ABU Ambassadeur 5000(74年式)

ABU「アンバサダー5000」です。 赤い5000はABUの代表的なリールで色んなバージョンがあります。その内に一つです。
一応、小さなツインハンドルに山形プレートボディーです。
フットナンバーは「741103」。1974年11月生まれです。
チェッカーフットプレートです。

平型のレベルワインダー、シルバーのラージアーバースプール、
ツインハンドルの真ん中のネジキャップには「Oil」文字、小型の丸スタードラグ。

ゴディッグ文字、インディケーター付きのブレーキキャップ。
73~74年式の03バージョンの特徴が見られます。改造とか修理などは無かったらしくてオリジナルそのままじゃないかと思っています。
彼方此方小さな傷はありますが、他の機能は全然問題ありません。
EX状態でしょう。
34年前のアンバサダー5000、ABUとしてはまだまだ若いですね
クリーニングでもして見るか思っています。

9/10/2008

ABU Ambassadeur UltraMag Ⅱ

ABUの「アンバサダーウルトラマグⅡ」です。
Made in SWEDEN。
ABUが伝統的な丸型ボディーじゃなくて初めて作った角型ボディーのニューゼネレーションベイトキャスティングリールです。。
これは1982年でした。


ボディーだけじゃありませんでした。マグネチックブレーキも初めてでした。
また、クラッチレバーを押すとレベルワインダーがフリーになる機能も付いています。
この機能は一長一短はあるが・・・。
270g、ギヤ比4.7:1、ウルトラマグⅠは4500、ウルトラマグⅡは5500サイズです。

このモデルは以後、ウルトラマグXLシリーズに繋がって見られなくなります。

私のウルトラマグⅡのフットナンバーは「830600」、1983年6月生まれです。
820600からあるそうですが、最後の二つの番号の「00」が同じだから何の変更も無かったような気がします。

このリールで釣ったメモリアルフィッシュというと、やはりちょうど2年前、


2006年9月のモンゴルチョロート川上流のタイメンです。99cm。
オールドリールでの挑戦は速い流れで少しシンドイでしたが・・・。

9/06/2008

ORVIS - 51A

ヴィンテージのオーヴィスのスピニングリールです。モデルは「ORVIS-51A」。
ジャンピングトラウトの魅力のある昔のインスプールスピニングです。
51Aはサウスポ専用、即ち50Aの右ハンドルヴァージョンです。
1950~60年代のリールだと思いますが詳しくは分かりません。
シリアルナンバーは、「7562」です。
ブランドは「Orvis」ですが、このリールはイタリアのZangi社で製作されました。Zangi社は1970年代初、ALCEDOリールを作るCOPTES社に吸収されるまで色んなブランドのリールをOEMで作る会社だったそうです。
このリール達は兄弟ですね。
ボディーにはもちろん、スプールの裏にも「MADE IN ITALY」と書いています。
リール表面に大きな傷もなく、良好。

カラーですが、オーヴィスは皆ブラックだと思っていたが、これはクレー気味のブラウンです。

開けてみます。
ボディーサイドを開けてメーンシャフト固定ネジをはずしてメーンシャフトを分離します。
次にローター固定ナットをはずします。予想通りナットは左回しですね。反対ネジです。
ワームギヤです。
中身はALCEDOミクロンと似ているかと思ったが、全然違いました。ALCEDOよりPENN716に見えます。いや、PENNがこのリールに見えるんでしょう
ボールベアリングは結構大きくてまだ生き生きです。グリースアップすると滑らかです。
ドライブギヤーの後ろにストッパーギヤーがついています。オシレーションクランクは分離できませんでした。
中身を綺麗にしてグリースアップ。
初めては物凄いラチェット音(?)があったが、グリースアップの後はストッパーONしても非常に軽いラチェット音、ほぼサイレントです。
ハンドル回転が重たかった訳の一つ、
ハンドルネジの表面に何かが付いていました。綺麗にしてオイルアップしてみると回転が軽くなりました。固定ネジはさすが左ネジです。普通のネジだったら緩んでしまう恐れありますね。右ハンドルだから、ここまで細かく考えて作られています。

初めて物凄いラチェット音の原因はベールでした。
真ん中に見えるのがベールトリップピンです。
ベール固定ネジが緩んでいてこのピンを充分抑えていなかったです。抑えないとこのピンと裏のベール返しが当たってしまうんです。その音でした。
またベールワイヤーが曲がっていたが直ってみるとベール返りも非常に軽くて気持ちよいベールになりました。

このリール、やっぱりバンブーロッドかグラスロッドに相応しいでしょう。