4/24/2008

プレゼントしたロッド

弟子の結婚記念で作ってプレゼントしたオリジナル雷魚ロッドです。
EXOR WEED DRAGON 74 「072スペシャル」
072は弟子の名前から来たイニシャルです。

完全シルクのダブルラッピング、ガイドはFujiスーパーオーシャン、スプリムクラスのコルクグリップ。
中弾性カーボンブランクで癖のないスムースに曲がる雷魚ロッドです。

4/18/2008

TYCOON FIN-NOR No3

TYCOON/FIN-NOR CORP.
ガーウッドジュニアーデザインの「Fin-Nor No3」です。

海用のヴィンテージスピニングリールの中で一番気に入っているリールと言うとコレです。
海用リールの代名詞の「Fin-Nor」、特に巨大なトローリングリールで有名でまたフライリールも有名でした。金色デザインの派手な感じ、青い大洋のゴールデンリールがこのフィンノールでした。
「ウェーディングケーキ」と言うニックネームで有名なフライリールを生んだガーウッドジュニアー、彼がデザインしたスピニングが「No3」と「No4」です。
No4は「ターポン」用と名前が付いています。→
じゃ、No3は「パーミット」か?「ボーンフィッシュ」か?何でしょうか。
1960年代に生まれたこのリールはサビ止め処理はもちろん航空機用アルミで作ったローターとスプール、ステンレス鋼鉄で作ったギヤ、大型ボールベアリングなど丈夫なメカニズムを持っていて今の尖端リールと比べても負けないと思います。
このNo3を見てみます。
外観は写真の通り。ユニックなデザインで21世紀に見ても全然古く見えません。ただリール足が少し悪いかも・・・。
ベールのないマニュアルピックアップなので実使用の時は指が少し忙しいでしょう。確実でまた簡単なストップレバーはハンドルを巻く途中使えるようにちょうど良い位置です。
大きさは大体シマノのSW4000サイズです。
もちろん重さに対しては完全金属なので「重い」です。
パーテント関係の意味の良く分からないフット裏の文字、写真には見えないがボディーの下面にはシリアルナンバーが付いています。「C 206」
ボディー右面には金色のプレート、ここにはロゴとモデルナンバーが刻み付けています。普通はリールのオーナーの名前もあるはずなのにこれはありません。私の名前を刻するかと思ったが止めました。
スプール抜けてみると、
後ろにはステンレス板とドラグが見えます。コルクのドラグパッドはフライリールのそれと似ています。
コルクドラグパッドは長時間のドラグ使用を考えていたと思います。極、滑らか~。
内部のギヤは本当に面白いです。特別ですね。
ドライブギヤがピニオンギヤに単純に合うんじゃなくて二つのギヤをもっと使っています。
ドライブギヤが再び小さなギヤを回してまたこれが1:1のベベルギヤに繋がっています。
細くて長いボディースタイルがここから生まれたかも・・・、じゃ無くてデザインの所為でギヤ使いがこうなったかも・・・。

4/16/2008

2007モンゴル(4):初夜に出来事

レノックの釣った後、ポイントを見てみるとタイメンがまたいそうな所があった。私の手前の岩の陰。いればここだ。
しかし、近過ぎ・・・もし、いるかも思いながらミノーを上流に投げた。ドリフトして目的のポイントに入ってみながらトゥイッチング。いきなりタイメンが巨大な顎を開けて出てきた。いた!
残念、ミノーが口に当たっただけ・・・
「頭が見えたよ。」余りにも近い所で出てきたタイメンの頭にビックリした私、その模様をカムコーダーで撮っていた中村さん。短い時間だが興奮度は上がって行った。
タイメンも餌を逃がして興奮しているだろう。
同じコースでミノーをリトリーブ、全く同じパターンでタイメンはミノーを攻撃した。そして、フッキング。

激流から無事にランディング成功した。何時の間にか私の手には鬼が・・・
106cm、10kg。
Fishing Data
Rod:EXOR Bloody Tail 7.2ft.
Reel:シマノSW4000PG
Line:PE2.5号+ショックリーダー50lb.
Lure:DUO TideミノーSSR12cm(廃盤モデル)


下半身が赤く血色に染めているタイメン、去年これを「ブラッディテール」と命名した。また専用ロッドを作ろうと思って45トンの超高弾性のブランクで出来ているロッドを再びチューニング、2種類の新しいロッドを完成したのだ。一つはブラッディテール、もう一つはブラッディテールH。穂先までシャープなブランクで激流の中でミノートゥイッチングが良くできるように、またHモデルはビッグベイトも楽に投げられる粘り強いロッドに特化した。

フライ組がもう見えない、一応、キャンプへ戻って少し休憩。

皆で下流へ移動した。去年のそのタイメンの巣に行くつもりだった。
途中良さそうな瀬、そこにブラッディテールが見えたのだ。
タイメンは上流から流れてくる餌を待ったいた。
今回は佐野さんの番、予想通り釣ってしまった。

もしまた1匹入るかもと思いながら投げた私のミノーに本当にもう1匹のタイメン。

到着日にいきなり2匹も釣ってしまった。運が良かったかな。以後から始まる事件を思ってみると・・・。この瞬間には何も知らないまま極楽だったが・・・。

巣に到着してタイメンが付いているかどうかのチェックした武石さんが激流からいきなり1匹を釣った。確実にいる、巣には確かに多くいるはずだと思った。

その期待を込めてフライ組の番、

隣が暗くなる時間、深くて緩やかな場所でピーター兄貴の投げたマウスパターンのバッグに巨大タイメンが来た。長いファイトの後、無事にランディング。

続いてパックもついに1匹を釣った。
あ~、モンゴルに来てよかった。ここまで連れてきた中間達が皆釣ったという事で安心、緊張感が融けてしまった。

真っ暗になった時間、荒い道を戻ってキャンプへ。


キープしたレノックでスープを作って遅い夕飯を準備した。皆でウォッカで乾杯するともう時間は12時を越えて2時も過ぎていた。
つづく

4/12/2008

パラオであった事

昔の写真達を集めてみました。もちろんデジカメなんか無かった時だったので写真といったら私はスライドでした。全部スライドで残っています。
仕事関係にスライドフィルムリーダーがあってデジタル化したみた事がありました。そのイメージの一部・・・。

パラオ、本当に綺麗な海を持っている所、皆さんご存知の観光スポットでつり人には昔から有名な釣り場。
海はもちろんそのキノコ形の島々が美しい。
もう10年もはるか過ぎた写真ですね。


パラオの名物の虹。
この時の妻は綺麗だった。若い時ね。
ま、今も綺麗・・・だけど・・・。本当か~。

釣り三昧、当たり前の事です。
ペリーリュー島の前に良く出ました。そのインリーフではサイズは余り期待できないが数で釣れました。


GTはもちろんカスミアジもよく釣れました。
そして、30kgオーバーに見えるGTが来たがフッキングの直ぐ後、デッキの上で滑って転んでしまったのです。残念なフックオフ・・・。
実は、ポイント到着して釣りスタート10分もしない時、妻の呻き声が聞こえる・・・上がったのはスモールサイズだけどGT。
辛いから交代してとの妻、自分で上げろと言った私。
20ポンドナイロンライン+フロロ12号のリーダーで釣ったGT、これが余り良くなかったらしいです。
しばしば一緒に釣りに行ったけど、このGTの後からは釣りに興味が薄くなってしまったのです。結構苦しかったみたいで・・・。
バラクーダーも釣れました。
当時はこんなタックルを使いました。
今、考えてみるとこんなのよくも使っていたと思われます。でも良く釣りました。
ロッドは「BIG MAMUSA 86」。現在SEEDロッドデザイナー、クラブSEEDのBOSSこと「小林隆生」さん(当時、東京の「釣り吉」と言う釣り具屋さんの店長)の初期プロトモデルロッドです。なんらかの機会で作ってもらったのです。結構の高弾性ブランクでカチカチ、キャスト飛距離は素晴らしいです。もしポッパーの飛距離大会があれば今もこれを持って行きます。
その時は100gポッパーを見て「わ!こんなに大きなルアーもあるか」と言われる時期、150gも楽々キャストできるというスペックだったんです。大物掛かると辛い~ロッドです。
リールは旧型「VAN STAAL 300S」。滅茶苦茶高いリールで有名だったが、私はニューヨークで本当の価格で買ったものです。日本の値段の半分もしなかった覚えがします。
ちなみにヴァンスタールも21世紀になって会社のオーナーも変わった後、アルミパーツなどは中国で作られているそうです。モデル名(番号に着くアルファベット)が変わった事と、バスプロやカベラスなどのオンラインショッピングモールのページから米国製だとの自慢、何時も着いていた「メイドインUSA」のマークとかアメリカンメイドの広告コピが消えたのも訳があるようです。
PENNも今は完全中国製、でもヴァンスタールみたいな高価品が一部中国で作られる事がアメリカ人の間に理解されるかは疑問ですが。
使ったルアーは、パラオの定番のGL工房の「ツルポップ」FISHERMANからショートパンピング用で新しく登場した「ロングペン100」。

ペリーリューに上陸して1カット、帰港して1カット。
思い出のGTFシーンの一つです。

4/10/2008

2007モンゴル(3):チョロート川上流到着!

朝早い目が覚めた。
テントから出てみるとマジメなピーター兄貴がフライタックルを準備してそろそろ投げ始めようとしていた。もしや何かが釣れるかも・・・したら、

直ぐ釣った。ドライフライに出たのは小さなグレーリングだった。モンゴルグレーリングだったか北房グレーリングだったか定式名前が覚えない。
テントなど再びまとめて車に、もちろん炊き火も確実に消火。
さあ、再び出発だ。
去年、帰る時、ペスト発生でビックリした覚えのチェチェレグの町に入った。
去年は夜には断水、日が昇ると停電だったのに・・・

相変わらず、もう停電じゃないかっ!ガススタンドではもうガソリンが買えないのだ。自家発電機を持ってない限り・・・。そうそう、普通より少し高いガソリンを買わなきゃならなかった。

チェチェレグから出る前にある泉。ここで佐野さんが短くインタビュー、私はその冷たい泉の水で顔洗い・・・。

チェチェレグの殆どの人々はこの泉を使っているんじゃないかと思った。
そろそろ海抜の高い高山地帯に入っていた。

昼飯、もうチョロート川は遠くない、直ぐチョロート川に到着すると思っていたら少し興奮した。
この荒い岩場を越えるとチョロート川は見えるはず。
そして、ついに到着直前、チョロート川の支流が見えた。

まあまあの水量、去年より少し多いかな、少し濁っているかな、本流はどうかな~。

到着した時間は午後4時が越えていた。去年と同じく始めてのポイントでタックル準備をしていると遠いからバイクが1台走って来た。
乗っていた中年の遊牧民は、
「このエーリアは私の物で管理しているから釣りは駄目」と言う。
「?」
いつから?どうして?
訳は分からないけど遊牧民とのトラブルは避けるほうが良い、ポイントを諦めて直接キャンプ場と思っている場所まで移動した。

初キャスティングはそれから1時間位後だった。去年タイメンの付いていた場所にはタイメンはいなかった。下流へ移動しながら見てみると、去年には余り良さそうじゃなかった場所が見事なポイントになっていた。
激流の中、大きな岩が何個散らばっている場所だった。ここでいきなりドラマが始まったのだ。
重たいバッテリを背中にして一所懸命カメラを回している中村さんの前に立った我々のガイド武石さん、ここにタイメンがいたら一発で釣ると大言していた。
そして、キャスト。

わ!予言は的中した。
いそうな場所にタイメンはいた。
メーターオーバーの鬼サイズじゃないけど素晴らしい2007初タイメンだった。
タイメンの釣れたポイントの4~5メーター位下の激流の中にミノーをドリフトしていた私には巨大(?)なレノックが来た。


チョーロット川上流の到着日のドラマはこれから始めようとしていた。
誰も知らなかった初日の「ドラマ」・・・。
つづく