果て遠い夢駆ける草原#4

<モンゴル2006 その3>
午後4時頃、始めてのポイントに到着した。
ここだ。開高さんの120cm釣ったポイントが近くにあるらしい・・・。
降りていく。今日の私のタックルは、
ロッド:オリジナルEXORジャングルファイターH、7.2ftのスパイラルガイ付きのベイトロッド。
リール:ABUウルトラマグⅡ、1983年モデル。
ライン:PE3号+ショックリーダーFISHERMANスーパーステルス50ポンド。
ルアー:GL工房ツルミノーF13cm
初めてビックリしたのは彼方此方転がっている骨骨・・・。
初めてのポイントにはタイメンが付いていなかったので移動、2番目のポイントへ。ここから約5km下流がメーンキャンピング地、先ず車はあそこに行くようにした。草原を歩いて川へ行った。
タイメンはいきなり出た。赤いタイメンの尾鰭が見えると90%キャッチだ。佐野さんの投げているミノーにお見事。下流へ100m以上も走りながら釣った。
サイズは何と114cmだった。羨ましい。血のように見える尾鰭がカッコイイ。私が投げてたら・・・と思った。
 
激流でフライは無理の判断、流れの少し緩やかな場所でピーター兄貴はレノックと美しいグレーリングを爆釣していた。

そして、次のポイントに行く。
また佐野さんが釣った。再びメーターオーバー、2匹目の鬼サイズなのだ。
私も釣った。
99cm、後1cm足りない・・・鬼になれなった。
優しくリリース。タイメンは殺してはいけない魚で殺すと罰金が高そうだが、こんな無人地代では人の良心に任すしか仕方ないと思った。
武さんも1匹釣り上げた。

真っ黒になった時間、夜9時越えていた。キャンピング地へ帰るのは本当に辛かった。何kmもヘッドランタンの光で道も無い荒い川辺をヨチヨチ歩く、酸素が薄くて本当に苦しいが歩くべきだ。
キャンピング場は絶壁の上、満月の空へ登るような錯覚、確かに酸素が薄いんだ。

焚き火で夕飯を作った。そして皆でウォッカーで乾杯。
フライ組の釣ったレノックは重要な蛋白質供給源で1日2匹はキープしなければならないのだ。
・・・つづく

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