ZEBCO Cardinal 3(後期モデル)

今回紹介のスピニングリールは「ZEBCOカーディナル3」の後期モデルです。

ABU「カーディナル3」のアメリカ輸出バージョンとして当時のアメリカの会社であるZEBCOが名前に付いています。


ヨーロッパモデルは、「カーディナル33」から「カーディナル3」にモデル名が変わる時、ボディーデザインとカラーまで変更しましたが、アメリカバージョンのZEBCOカーディナルは、ボディーデザインだけが変更されてカラーは濃い緑のボディーにアイボリーのローターがそのままでした。

ABUカーディナル3→
見てみると、前期モデル(ABUカーディナル33)と少し差があります。
「ABUカーディナル3」とカラー以外には同じだと言えます。

クレストマークが右の側、ネームプレートの変わりにスティッカーです。
スプールには糸巻き量の表示が現れています。
ヒネリじゃなくて平型のハンドル。
スターンドラグノブと逆転オンオフスイッチはブラックカラーになっています。

中を見てみました。

ギヤーなどは生き生き、ただドラグワッシャーが1枚潰れていてテフロンで適当に作ってセットしました。グリスもUP。


ヨーロッパモデルの場合、「カーディナル33」で2回、「カーディナル3」で6回のマイナーチェンジがあったそうですが、アメリカのZEBCOモデルではどうだったか詳しく分かりません。

このリールのフットナンバーを見てみると「800100」、1980年頃に製作されている事が分かります。
この時期だとヨーロッパのカーディナル3の5番目のマイナーチェンジバージョンかなと思いますが。

同じ時期のABUカーディナル3とは違う部分が見えます。
ラインがローターの中に入らないようにスプールエッジにモールが付いている事は確かに5番目の特徴ですが、ローターブレーキに板バネ、ベールトリップの固定するネジの頭が平型です。これは前のバージョンの部品です。
ハンドルもそうですが、ヨーロッパバージョンは続いて部品を変更しててもZEBCOモデルは一部同じ部品を使っていたかも知りません。分かりませんが・・・。

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