2007モンゴル(5):釣り三昧

朝早いに、去年と同じく馬の足音で目覚めた。去年とは全然違いマイナス気温じゃない爽快な朝だ。
テントから出てみるとまだ誰も起きていない。馬達が朝食の為テントの近くまで来ていた。しかし私が出ると適当な距離まで遠くなる。

テントの直ぐ側に名前の知らないお花が咲いていた。

黄色の花と赤い花、赤い花はユリの縮小版だ。背が3cmはするか。

ゆっくり朝ご飯を食べて今日も釣りだ。午前中はライトゲーム、夕時間再びタイメンなのだ。

去年釣れなかったグレーリング。グレーリングを始めて釣った。フライには良くも釣れるグレーリングだが、ルアーへの反応は今一つ、しかし、3gのスピナーには釣れた。流れの速い瀬の中から釣れて来た。グレーリングは流れの速い所の両側に付いている事が分かった。
人気がないと浅い所に出てきてその大きな背鰭を外まで出して寝ているように見えるが影でも見たら直ぐ早瀬に帰って行く。
非常に弱い魚だった。鰓に傷もないのに口へのショックで血が出ていた。血止めには水圧が一番、急いでリリース。
Fishing Tackle Data
Rod : EXOR Stream Fighter 5.5ft.
Reel : Daiwa Emeraldas 2506
Line : PE #3 + Shock leader 20lb.
グレーリング以外に釣れるレノックのサイズはこんな大型。ウルトラライトロッドでこんなの3匹も釣ると腕が痺れるのだ。

大型レノックを釣って、釣って、また釣って・・・
学生時代に作った動きのおかしいバルサミノーにも食ってくるレノック達。
少し休憩しながら上流を眺めた。あそこ絶壁を過ぎてもう少し行くとフライのパラダイスがある。

ライトゲームパーティーを止めてテントの戻って昼飯。
ドライバーのノーヤが尋ねてきた遊牧民と談笑中・・・。
再び釣りだ。
タイメンポイントへ移動中、赤い木切れをタイメンのブラッドテールに間違えて皆投げてみたが、タイメンじゃない事が分かった瞬間、

ミスキャストした中村さんにヒット!小さいけどタイメンだった。これで一応、参加メンバー全員タイメンゲット!


早く下流に行っていたフライ組は裸になってチョロート風呂に入っていた。その模様を見ながらキャストしているといきなりタイメンの当たり!フッキングが足りないと思った同時に、水面が割れてタイメンの鰓荒い・・・ばれてしまった。残念!

フライ組は休みながら暗くなると昨夜釣った場所を狙うと言った。
ルアー組はもっと下流へ移動、緩やかなチョロート川を楽しんで行くといきなり雨が降り始めた。天気が良さそうで皆ガッパを持って来なかった。中村さんだけが雨着、さすがカメラマン。
一人で釣りを楽しんでいた。
カミナリの中、大きな岩の隙間で佐野さんと武石さんと私は雨を避けていた。程よく持っていたコニャック一飲みずつが皆の体を温かくしてくれた。
雨の上がって移動中、偶然発見したのは・・・
去年、佐野さんが根がかりでロストしたそのルアーじゃないか。急に佐野さんを呼んでどうしてこのルアーがここにあるか考えてみた。偶然も偶然だった。ここより上流の水の中に掛かっているはずのこのルアー、何時外れたか、川の中に良く入るヤックなどの動物に掛かって外に出て・・・ここに落ちたか・・・。
ルアーよ、良く帰ってきた。


帰る途中、緩やかな流れに根が彼方此方ある場所、投げてみると弱いが当たりがあった。粘って投げるか思ったが、フライ組が待っているからポイントを止めて早く移動しようと思う・・・次に投げた武石さんにタイメンが釣れてしまった。
私のタイメン・・・?!残念、結局2匹ロスト・・・。

フライ組を会って昨夜の同じポイントで投げていると遠くから雷が見え始めた。曇の流れがおかしくて星が見えない・・・、このまま暗闇の中で雨が降ったら良くないと判断、キャンプに帰る事にした。

帰ってきたら雨が降り始めた。

でも夕飯を食べなきゃ・・・。
キープしたレノックで中村さんの特別な料理が始まった。


北海道式のチャンチャン焼き。実はサケで作るのだが代わりにレノックを使うのだった。
香りも味も本当に良かったが、その雨が・・・。雨が降らなかったら本当に良い宴会になるはずだったのに・・・
雨の馬鹿~。

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