TYCOON FIN-NOR No3

TYCOON/FIN-NOR CORP.
ガーウッドジュニアーデザインの「Fin-Nor No3」です。

海用のヴィンテージスピニングリールの中で一番気に入っているリールと言うとコレです。
海用リールの代名詞の「Fin-Nor」、特に巨大なトローリングリールで有名でまたフライリールも有名でした。金色デザインの派手な感じ、青い大洋のゴールデンリールがこのフィンノールでした。
「ウェーディングケーキ」と言うニックネームで有名なフライリールを生んだガーウッドジュニアー、彼がデザインしたスピニングが「No3」と「No4」です。
No4は「ターポン」用と名前が付いています。→
じゃ、No3は「パーミット」か?「ボーンフィッシュ」か?何でしょうか。
1960年代に生まれたこのリールはサビ止め処理はもちろん航空機用アルミで作ったローターとスプール、ステンレス鋼鉄で作ったギヤ、大型ボールベアリングなど丈夫なメカニズムを持っていて今の尖端リールと比べても負けないと思います。
このNo3を見てみます。
外観は写真の通り。ユニックなデザインで21世紀に見ても全然古く見えません。ただリール足が少し悪いかも・・・。
ベールのないマニュアルピックアップなので実使用の時は指が少し忙しいでしょう。確実でまた簡単なストップレバーはハンドルを巻く途中使えるようにちょうど良い位置です。
大きさは大体シマノのSW4000サイズです。
もちろん重さに対しては完全金属なので「重い」です。
パーテント関係の意味の良く分からないフット裏の文字、写真には見えないがボディーの下面にはシリアルナンバーが付いています。「C 206」
ボディー右面には金色のプレート、ここにはロゴとモデルナンバーが刻み付けています。普通はリールのオーナーの名前もあるはずなのにこれはありません。私の名前を刻するかと思ったが止めました。
スプール抜けてみると、
後ろにはステンレス板とドラグが見えます。コルクのドラグパッドはフライリールのそれと似ています。
コルクドラグパッドは長時間のドラグ使用を考えていたと思います。極、滑らか~。
内部のギヤは本当に面白いです。特別ですね。
ドライブギヤがピニオンギヤに単純に合うんじゃなくて二つのギヤをもっと使っています。
ドライブギヤが再び小さなギヤを回してまたこれが1:1のベベルギヤに繋がっています。
細くて長いボディースタイルがここから生まれたかも・・・、じゃ無くてデザインの所為でギヤ使いがこうなったかも・・・。

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