2007モンゴル(4):初夜に出来事

レノックの釣った後、ポイントを見てみるとタイメンがまたいそうな所があった。私の手前の岩の陰。いればここだ。
しかし、近過ぎ・・・もし、いるかも思いながらミノーを上流に投げた。ドリフトして目的のポイントに入ってみながらトゥイッチング。いきなりタイメンが巨大な顎を開けて出てきた。いた!
残念、ミノーが口に当たっただけ・・・
「頭が見えたよ。」余りにも近い所で出てきたタイメンの頭にビックリした私、その模様をカムコーダーで撮っていた中村さん。短い時間だが興奮度は上がって行った。
タイメンも餌を逃がして興奮しているだろう。
同じコースでミノーをリトリーブ、全く同じパターンでタイメンはミノーを攻撃した。そして、フッキング。

激流から無事にランディング成功した。何時の間にか私の手には鬼が・・・
106cm、10kg。
Fishing Data
Rod:EXOR Bloody Tail 7.2ft.
Reel:シマノSW4000PG
Line:PE2.5号+ショックリーダー50lb.
Lure:DUO TideミノーSSR12cm(廃盤モデル)


下半身が赤く血色に染めているタイメン、去年これを「ブラッディテール」と命名した。また専用ロッドを作ろうと思って45トンの超高弾性のブランクで出来ているロッドを再びチューニング、2種類の新しいロッドを完成したのだ。一つはブラッディテール、もう一つはブラッディテールH。穂先までシャープなブランクで激流の中でミノートゥイッチングが良くできるように、またHモデルはビッグベイトも楽に投げられる粘り強いロッドに特化した。

フライ組がもう見えない、一応、キャンプへ戻って少し休憩。

皆で下流へ移動した。去年のそのタイメンの巣に行くつもりだった。
途中良さそうな瀬、そこにブラッディテールが見えたのだ。
タイメンは上流から流れてくる餌を待ったいた。
今回は佐野さんの番、予想通り釣ってしまった。

もしまた1匹入るかもと思いながら投げた私のミノーに本当にもう1匹のタイメン。

到着日にいきなり2匹も釣ってしまった。運が良かったかな。以後から始まる事件を思ってみると・・・。この瞬間には何も知らないまま極楽だったが・・・。

巣に到着してタイメンが付いているかどうかのチェックした武石さんが激流からいきなり1匹を釣った。確実にいる、巣には確かに多くいるはずだと思った。

その期待を込めてフライ組の番、

隣が暗くなる時間、深くて緩やかな場所でピーター兄貴の投げたマウスパターンのバッグに巨大タイメンが来た。長いファイトの後、無事にランディング。

続いてパックもついに1匹を釣った。
あ~、モンゴルに来てよかった。ここまで連れてきた中間達が皆釣ったという事で安心、緊張感が融けてしまった。

真っ暗になった時間、荒い道を戻ってキャンプへ。


キープしたレノックでスープを作って遅い夕飯を準備した。皆でウォッカで乾杯するともう時間は12時を越えて2時も過ぎていた。
つづく

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