フィッシュ・オン

開高健さんの「フィッシュ・オン」です。
入院している中、再び始めから終わりまで読みました。
読んでいるとまたまたABU「アンバサダー5000C」が欲しくなりました・・・。
しかし、私はボールベアリング無しにハイスピードのアンバサダー5500のレッドは好きですが。
読んでいる途中、内容からこの間、全然気にしなかった部分を二つ見つけました。
一つは、ロウニンアジの言及、また一つは、イワナの釣っている途中の開高さんの表現ミスと言うか誤謬です。
まず、ロウニンアジはタイ部分に出ます。
 あたりには名の知らぬ小魚がどこからともなくあらわれて、びっしりと雲のように群がり、たちこめる。その大群れのしたを何かアジ科の大きな魚がよっくりと泳ぎ、ときどきキラリと閃く。
 ここに出ている「大きなアジ科の魚」は確かにロウニンアジ即ちGTでしょう。
物凄い引きのロウニンアジを釣ってたらフィッシュ・オンの内容が少し変わったかも・・・開高さんはロウニンアジを釣った事がなかったかも知りません。
そして、イワナです。これは日本部分からです。当たり前ですが銀山湖のイワナです。
 何度やっても私にはこの壁がこえられなかった。ふいに魚の姿が、黒い斑点のある茶色の頭が、ヌッとでてきたとき、思わずこちらがうわずってしまって、リールを巻く手にすきができるのである。
 「黒い斑点のある茶色の頭」・・・確かにサケ科の魚は黒い斑点があります。ヤマメもニジマスも黒い斑点があります。
しかし、イワナ種類だけはその斑点が「白い」です。イワナ、オショロコマ、ドリバーデン、アークティックチャーなどがそうです。
写真見てください。
イワナ種類はサケ科の魚に中でも特別です。普通のサケ種類は薄い色の体に黒い斑点ですが、イワナ種類は反対、濃い体色に白い斑点ですね。

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