さよなら~、レノックよ。
韓国のレノック(小口マス)釣り情報です。 韓国の環境部は、1月20日に「ヨルモゴ(レノック、小口マス)」を第2級絶滅危機種として指定しました。 非常に残念な事です。今年の年末に法律として公布すると、後5年間、釣り禁止になります。 今までレノックを守る為に、また釣り禁止にならないように一所懸命努働いたアングラー達の努力が無駄になりました。 政府は3年後、個体数を再調査して再指定の可否を検討するつもりだそうです。 現在、3~4月はレノックの産卵期で禁漁期なので、水温の上がるその後はレノック釣りの出来ない時期と言う事を考えば、レノック釣りはもう終わってしまいました。 本当にレノックは絶滅危機種か。そうではありません。 もちろん、生殖地は余り広くではありません。世界的に見てレノックの生殖南方限界地としている場所も確かに韓国内にあります。しかし、渓流でレノックの数は増えています。 それはフライアングラーを中心にして「キャッチ&リリース」はもちろんの事、現場で見られる他の不法の漁(例えバッテリ、投網、など)に対して厳しく対応もして来たからです。 正しい行動しているアングラーが見られない渓流で、管理人がいない限りは不法の漁は起こるでしょう。釣り禁止は逆に悪い結果に繋がる可能性が高くなると思います。 レノック釣りが出来なくなる事で、日本のアングラーの訪問も減ると思います。非常に残念です。