2番目のALCEDOミクロン

再びALCEDOミクロンです。
これは2番目のALCEDOミクロンです。1番目と同じく 1950~1960年代のリールだと思います。

付いている番号は「MATR.4Z204 」、まず外観から見てみましょう。
このミクロンは1番目とは違う部分があります。
ALCEDOのシンボル、カワセミメダリオンが違います。一応、少し小さくなっていますが、文字やカワセミが細かく表現されています。特にカワセミの羽毛まで表現しています。
リールボディーのカラーも違います。もっと濃い紺色です。
黄色のマル部分を見ると1番目には無かったネジ蓋のオイル穴があります。メンテナンス機能が発展されているのか?!

中身は、
立派です。50年前のリールだけどブラスのドライブギヤは生きていました。
ボールベアリングもそのままです。メーンシャフトにガタツキも全然ありません。またベールトリップに磨耗が無いのを見ても昔のリールだけど実使用は余りしなかったようです。
1番目のミクロンは中にサビと埃が酷かったですが、この2番目は、前のオーナー(何時だったかは知らないけど)が良いグリスを使っていたらしいでサビも無く歳に比べるとA級グレードの状態です。もちろんグリスは減っていたので綺麗にクリーニングした後、シマノのグリスアップ。
以外に逆転防止スイッチ、クリック、ベールのスプリング、ドラグなど性能OK、完全なオーバーホールしました。

しかし、この2番目は長い間、使わなかったと言っても手入れも無いまま転がっていたようです。写真には良く見えないがゴム製ハンドルノブの表面には歳の見える酷いシワがあったので収縮ゴムカバーを被りました。それに・・・

問題が二つあるんです。
ベール返しゴムクッションが何処かに消えていました。多分硬くなって折れたか抜けたでしょう。これは簡単に直しました。
最大の問題はラインローラーでした。
瑪瑙で作られていると言われるラインローラーが写真に見えるように割れていました。割れているラインローラーがサビに付いている状態(多分サビの所為で割れてそのまま付いていたと思います)、結局取ってしまってサビも綺麗にしました。

ALCEDO全盛時代のリールのラインローラーが、回るローラーだったか固定式のラインローラーだったかは知りません。1番目を見れば回るローラーだとは見えませんが・・・、これは兎も角、ラインローラーがないと使えるリールとは言えません。
何とか代用するラインローラーが必要です。

ジャンクリールからラインローラーを移植する方法もあると思いますが、ラインローラーのサイズが余りにも小さいので加工しなければならないですね。
セラミックスポーセレーンで作るかとも思っています。こうなると焼き物屋さんへ行かないと・・・。
困るんだな・・・・・頭痛い~。

댓글

익명님의 메시지…
ハィ♪ジョーさん:
苦労しているようですね。

何ならこのままこちらに送ってもいいですよ。
パーツ探してみますよ。

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